Lステップとエルメッセージ違い比較②決済機能で比較する
- LINE拡張ツールを自分で導入したいけど、どのツールか迷っている
- LINE公式アカウントの効果的な運用方法を知りたい
- LINE公式アカウント内で決済をしてみたい
- Lステップとエルメッセージの違いを深く知りたい
LINE拡張ツールを導入する時に費用や価格で悩む事が多いでしょう。しかし実際に比較しようとすると、それぞれ3ヶ月以上かけて構築する・・なんて無理ですよね?
正直、経営者はそんな事しているよりも決断してLINE構築をして販促をスタートしたほうがいいです。
弊社はどちらのツールも使ってLINE構築をしています。なるべく表面的な情報ではなくて、プロでしかわからない比較をしますね
この記事は前回の記事の続きです
- LINE拡張ツール比較 第1回(LINE予約で比較)
- サロン系の業態では最もよく使われる機能である「LINE予約機能」。正直この機能を使いこなせているかどうかで勝負が決まるほど重要なので、予約が必要な業態はこの機能を比較して決めましょう
Lステップとエルメッセージ違い(決済機能編)
LINE拡張ツールの「決済連携機能とは?」
Lステップ、Lメッセージ、プロライン3社とも決済連携が可能ですが、Lステップは「プロプラン」、エルメッセージは「有料プラン」でしか使えない機能なのでご注意ください
決済連携は魅力的に映るが・・・実際は難易度高め
LINEで決済まで済ませる事ができる・・と、業務的にも効率化できて「良さそう」「使いたい」という要望をいただきます
しかし、実際に導入してみても「お客様がLINEで決済する事に慣れていない」為に、特に店舗系で導入しても実際はあまり使われない・・事が多いです。
弊社の場合は、情報系のコンテンツホルダー(YouTuber,オンライン講師)や、継続課金できるビジネスモデル(サブスクモデル)のお客様にはご提案していますが、店舗型のサロン系のお客様には、初期段階ではご提案していません。(導入してもお客様が使わない事が多い)
- プロプラン(月額32,780円)以上の契約が必要(2023年10月時点)
- 決済会社はSTRIPE と PayPalの2社
- 裏技的にスタートプランでも簡易型の決済は可能 ※補足
- 決済会社はSTRIPE と UnivaPayの2社
- 有料プランで可能(月額10,780円)※2023年10月時点
- 【新】商品作成機能で単品商品だけでなく継続課金が簡単に導入できる
各社の決済連携機能で出来る事の弊社見解
Lステップの決済連携機能の特徴
プロプランからというのが初期段階でハードルが高すぎる
決済連携機能は「流入経路分析」機能と大きく関連する機能です。そのため、Lステップでは流入経路分析と同じプロプラン以上しか決済連携機能が導入ができません。
裏技的にスタートプランでも決済機能が導入できる?
スタートプランの機能で応用設定すると、簡易型の決済機能を作る事が出来ます。
簡易型とは1回の決済で友だち情報欄にポイントを付与しておき、決済毎にポイントを差し引く方法です。
ただし、どうしても裏技的な方法なので、オーナー以外のスタッフがいる場合などポイント数を不正に操作される場面も想定する必要があります。
弊社では美容サロンや整骨院の回数券の代わりといった限定的な使い方に限り、チャージ制の決済をご提案しています。
エルメッセージの決済連携機能の特徴
有料プランで可能(月額10,780円)※2023年10月時点
LINE拡張ツールを導入検討されるお客様で、積極的に各社下調べをした方は、決済機能の価格差でどちらにするか悩まれる事が多いです。
「決済連携」を使いこなすと「決済の自動化」になるので経営者からすると決済手数料はかかりますが大幅な業務効率化が期待できます。
かといって月額3万円以上は無理だ・・とう方はエルメを検討されます。
サロン以外のお客様で情報コンテンツ保持者の方には、プロラインのほうをご提案する場合もあります。
【新】商品作成機能で単品商品だけでなく継続課金が簡単に導入できる
これはエルメッセージ独自の機能でわかりやすいです。商品を作成・登録できて、その商品リンクに飛ばしてお客様に決済いただく。
この仕組みは非常に理解しやすいので使い勝手がいいです。
UnivaPay決済の特徴(分割決済の一括入金がすごい)
開発元ミショナの説明では、STRIPE決済よりも業種による審査は若干厳しい代わりに、決済代行業者を通す為にいきなり使えなくなったりすることはなく安定性が高いそうです。
決済手数料も.BtoB:2.8%/BtoC:3.6%〜 と事業モデルにより異なりますが決済代行業者と比較して手数料はかなり安いです
さらに魅力的なのは・・最大24分割まで対応し、分割決済でも事業者に一括で翌月に入金されます。 ex.30万円をお客様が24分割決済した際でも、事業者に一括で30万円が入金されます。
これは高額な講座やコンテンツを販売される事業者様にとってキャッシュフローが大きく改善する事が可能になりオススメです。
LステップとLメッセージの違い(決済連携機能編)まとめ
どちらかとうと・・決済連携ではエルメッセージのほうが使いやすいです。そして費用もLステップの約3分の1の安さ・・。
しかし弊社の見解では、決済機能以外の他の基本機能はLステップのほうが気の利いた設定が出来る事が多いです
だから、LINE内でお客様に決済して頂く事が、お客様のビジネスにとって外せないくらい重要・・でも費用は抑えたい・・。たとえば、普段はリアルで講師をしているけど、オンライン講座も販売したい・・継続サポート課金で・・。主にオーナー講師1人で運用していく・・規模は変わらない。そういった方にはエルメッセージの決済連携はオススメです
忘れてはいけないのが、ビジネスがスケールして友だち数が1万人とかになる可能性がある場合は、高くてもLステップをオススメします。それぞれの事業規模のターゲットが異なるからです
- 決済連携機能はエルメッセージが導入しやすい
- 高額な商材を分割決済して一括入金されるのがエルメ(Lメッセージ)
- 決済機能以外で使う機能とのバランスで考える必要性がある
例えばLINE予約機能も使うなら、現時点ではLステップのほうがベター - スケールして友だち数が1万人など可能性がある場合は高くてもLステップ
オンラインのコンテンツ販売オンリーの方はプロラインもオススメ
この章では主に店舗系で使用されるLステップとLメッセージを比較していますが、情報コンテンツ販売のみに特化して設計する場合は、「プロライン」も検討する必要があります。
プロラインは情報商材からスタートしたツールなので、YouTuberやオンライン講座のように無形商品のみを販売するのに一番適しているツールです。(決済機能と連動した会員制オンラインサロンを作る事が可能)
エルメッセージはリアル店舗でも使いつつ、オンラインでも販売したいとリアル店舗とオンライン教材を並行して使いたい場合にオススメです
LINE拡張ツールのLステップとエルメッセージ違い①カレンダー予約機能
Lステップとエルメッセージ違い②(決済機能で比較)←今ココ
Lステップとエルメッセージ比較③(流入経路分析の機能編)
Lステップとエルメッセージ比較④(コスパ費用で比較編)
Lステップとエルメッセージ違い⑤(総合まとめ編)