Lステップとエルメッセージ違い⑤(総合まとめ編)
- LINE拡張ツールを、どのタイミングで導入するのがベストか知りたい
- LINE構築を考えているけど、どんな事が出来るかツールで比較したい
- 自分のビジネスにどういったツールが必要なのかを知りたい
この記事は前回の記事の続きです
- Lステップとエルメッセージ比較④(コスパ費用で比較編)
- 気になる費用を機能とのバランスで各ツール比較しました。
Lステップとエルメッセージの全体まとめ
詳細な機能でよく比較検討される機能を中心に、LINE拡張ツールであるエルステップとエルメッセージを比較してきました この記事はまとめに入りますが、今までの比較は、何だったんだ?と思われるかもしれないのですが、大切なことなので記載します。
- 構築代行業者を使わない場合は両者それほど大きな差は出ない。
- LINE拡張ツールの導入を先延ばしにすることの方が損失が大きい。
- LINE施策には先行者利益がある事に気づく
- 後で拡張ツールは乗り換えが出来る
LINE拡張ツールを導入するメリット
構築代行業者を使わない場合は両者それほど大きな差は出ない。
どちらのLINE拡張ツールも、設定だけではなくマーケティング視点で構築することで機能が活かされます。
つまり機能は存在していても「あなたのビジネスに沿って活用する事」が、LINE構築代行業者を使わない限り難しいと思います。
しっかり導入するのであれば、経験ある構築代行業者に構築依頼した方が、しっかりと結果が残せるし、余計な学習コストは発生しないと思います。
(参考までに私の場合 文系プログラマーで、ツール等使いこなすのは、かなり得意な部類だと自負していましたが、エルステップ、エルメ、どちらも公式メーカー、開発元の構築講座を受講して各3ヶ月ほど学習に費やしました。受講費用も各20万円以上かかっています。
LINE拡張ツールの導入を先延ばしにすることの方が損失が大きい
- 友だち登録した人に対して相手からアクションしてもらわない限り友だち情報が取得できない(友だちの興味・関心を把握できない)
- 手動での運用が基本になり、時間と手間をかけ続ける必要がある
- 関係性が薄い(アクティブでない)友だちに配信コストがかかり続ける
- アンケート(回答フォーム)で お客様の属性と興味を把握(お客様と関係性を深める)
- お客様のアクション(反応)を起点にして、シナリオ配信シナリオ分岐できる。(つまり自動化対応ができる)
- アクティブでないお客様を可視化。配信除外できる。「配信コストの削減」
- +アルファでLINE予約機能や分析等の特別な機能が使える
友だち登録した人に対して相手からアクションしてもらわない限り友だち情報が取得できない
これがまず公式LINE単体での欠点で、あいさつメッセージと一斉配信はできますが、お店側(アカウント保持者)からチャットを開始できません。
チャットが開始出来ないだけか・・・と思われるかもしれませんが、友だちの情報が取得できないのです。
つまりお客様の属性や興味などを把握しないままだと、がんばって一斉配信していても「お客様との関係性が 深まらない」のです。
一方で、LINE拡張ツールを使うと初期アンケートなどでお客様の属性・関心を最初に取得できます。
その興味に沿った内容だけをメッセージ配信することでお客様との関係性を深める事ができます(自然とブロック率も低くなります)
手動での運用が基本になり、時間と手間をかけ続ける必要がある
LINE公式アカウント単体では、回答フォームがなく、シナリオ分岐も出来ません。
つまり最初のあいさつメッセージを起点として毎日1通のシナリオ配信は出来るのですが、そのシナリオが終わると、すべて手動で対応していく必要があります。
一方でLINE拡張ツールを導入すると、お客様の反応を起点にしてシナリオが配信出来るようになります。
つまり自動化対応が出来るようになります
お客様との関係性を自動で分類と可視化出来る
LINE公式アカウント単体の利用では、自動的にタグ付けなどができません。お客様の属性を分けようと考えた時には、手動でタグを付け外しする必要があります。
一方でLINE拡張ツールを導入すればお客様の反応などをスコアで可視化したり、タグ付けを自動で可能になります。
そして一定期間反応がなければタグを外したりといった施策も可能です。
つまり今アクティブな友だちと、長期間まったく反応がない友だちを自動的に可視化できるようになります。
Twitter(X)、Instagramのフォロー数などでも同じ事が言えますが、お客様リストを大量に保持していても、リストが冷えきっていると全く反応がありません。質の良い=アクティブなお客様リストを保持する事が大切なのです。
LINE施策には先行者利益がある事に気づく
まだアーリーアダプターの状況。早いほうがお客様の反応が良い
2022年後半からやっとLINE拡張ツールが一般的にも知れ渡ってきましたが、実際にリアルの店舗で導入している店舗に遭遇することは、滅多にありません。
一方で、オンラインビジネスをされている方のLINE公式アカウントは、LINE拡張ツールが導入されていることが当たり前になってきています。
最近はオンラインで流行ってから2年くらい「遅れて」リアル店舗にも導入されるという流れになる事が多いです。
これが皆もやり出すと、逆にお客様の反応率は落ちていく事になります。(既視感があり、見たことがあるモノに参加しなくなる)
ですので、2023年後半〜2024年くらいまでは まだ店舗で導入されている方は限りなく少ないですので、逆に導入するとお客様の反応が一番高く投資回収率がアップします
途中で拡張ツールは乗り換え変更が出来る
あまり推奨はしない施策ですが、どれにしようか・・・調べるだけで迷って行動できない人の為にお伝えします。
条件付きではありますが、一旦LINE拡張ツールを導入した後でも、他社ツールに基本1度なら乗り換えることが可能です。
例えばLステップを導入してみたけど、途中からエルメッセージに変更する。
もちろん最初無料のエルメッセージで試していたけど、途中でLステップに乗り換えする。つまり最初の決断には、リスクはないという事をお伝えしたいのです。やり直しできますから(下記の条件付きなのでご注意ください)
- 各社1回ずつ同じアカウントに接続可能(違う会社なら1回は変更可)
- 一度接続していたアカウントを切り離すと同じ拡張ツールで再接続は不可(プロラインのみ例外的に再接続可能)
- 認証済みアカウントなら、手続きなしで既存友だちを移行できる(友だち情報などは引き継ぎされません)
- 未認証アカウントの場合は、既存友だちにアクションしてもらう事で移行後のツールに認識される
現在そこまで売り上げがない場合はどうする
とりあえず無料ツールで導入をお勧めします
卵が先か、鶏が先かの状態に陥る
友達集め、苦労しているから、拡張ツールを導入しないと決めるのは、順番が逆です。
それでは、バケツに穴が開いている状態で、水を流していくのでと同じで一向にバケツに水を溜めることはできません
まずバケツの穴を塞ぐ事から始めましょう
LINE公式アカウント単体では、友だち情報や属性を認識できないので、まさにバケツに穴が開いた状態です。
穴が開いたままでは、いくら頑張って水を流し続けても水を貯まるのを実感する事は出来ません
特にエルメッセージとプロラインは、どちらも無料でお試しスタートが出来ます。
迷った方は、この2つの無料のツールをとりあえず導入してみましょう。(バケツの穴を防ぐ事が出来ます)
あなたのビジネスの状況と業態別の導入ツールのご提案
LINEで売上げアップやる気80%以上の方には・・
Lステップでの構築代行業者に依頼をお勧めです
現時点では構築代行業者に依頼するのであればLステップのほうがオススメです。
LINEで売上げアップやる気50%で迷い中
エルメッセージかプロラインの無料お試しから始めましょう
LINE で売り上げアップやる気と売り上げ少ない方
一番 操作が簡単なプロラインを自分自身で導入をオススメ
構築代行業者に頼む必要はなく完全無料で導入できます。(シナリオ11通から有料・・つまり複雑な事をしなければ無料で使い続ける事ができてしまいます)
プロラインは費用的に一番安いと導入が簡単
プロラインの有料化の起点は、ステップ配信のシナリオ数が11通以上からです
他ツールとは異なり起点が配信数ではない為、有料への切替はあなた自身が決める事ができるので、納得するまでずっと無料で使う事が可能です。LINE公式アカウント本体の価格は別途必要です(200通〜5500円)
LINE公式アカウントとは別の特別なクーポンの仕組みを導入できるのは、唯一プロラインだけなので、飲食店・小売店の業態の場合は特にオススメです
LINE拡張ツールのLステップとエルメッセージ違い①カレンダー予約機能
Lステップとエルメッセージ違い②(決済機能で比較)
Lステップとエルメッセージ比較③(流入経路分析の機能編)
Lステップとエルメッセージ比較④(コスパ費用で比較編)
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