Lステップとエルメッセージ比較④(コスパ費用で比較編)
- LINE拡張ツールを自分で導入したいけど、どのツールか迷っている
- LINE構築を考えているけど、どんな事が出来るかツールで比較したい
- LINE拡張ツールの費用と機能のバランスをより深く知りたい
- Lステップとエルメッセージの違いを深く知りたい
この記事は前回の記事の続きです
- Lステップとエルメッセージ比較③ 流入経路分析の機能編
- LINE拡張ツールの比較・・流入経路分析の機能で比較しています。
LINE拡張ツール比較(Lステップとエルメ)コスパ費用編
2023年前半までの弊社のイメージではコスパ重視のエルメでしたが
ざっくり総合的 なイメージでお伝えすると、エルメは各機能自体はシンプルで、多くの機能をコスパ良く網羅している。
一方で、エルステップはすべての機能が高機能で、かゆいところに手が届く。だから最初からしっかり運用したい方にはコストかけてもLステップ。
そういった2つツールのイメージ、そのままの費用プランだったのですが・・
両者どちらがコスパ良いとは一概に言えなくなった理由
- 1店舗規模のサロンであれば月額2980円スタートプランで長い期間運用できる
(月5000通まで) - 5001通〜30000通まで月額21,780円のスタンダードプラン(リッチメニュー等の機能も追加される)
- 30,001通〜50,000通まで月額32,780円のスタンダードプラン(リッチメニュー等の機能も追加される)
- エルメッセージは無料でスタートできるが有料になるタイミング早い
(月1000通まで無料) - 1001通〜配信無制限で有料プラン(スタンダード)月額10,780円(年払で月9,702円)
- 友だち数5万人以上でプロプラン(月額33,000円)
メモ
- 2023年6月にLステップのスタートプラン内容が変更(上限5000通になる)
Lステップの月額プランの特徴の説明
今までLステップを導入される時に、お客様が一番不安になるポイントが、Lステップの費用「スタートプランとスタンダードプランの価格差」でした。
月額2980円(公式LINE費用は別)で運用するつもりが、収まらなかった場合。次の上位プランは月額21,780円になるので、その差は7倍以上。この差が大きい懸念がありました
2023年6月にスタートプラン内容が1000通→5000通までと5倍に引き上げられました。
つまり、上位プランに切り替え必要なタイミングが5倍以上延長されました。
この通数の増加は、特にサロン系の業種にとって大きな恩恵を受ける改善点になります。
- LINE予約を使うサロン系の事業者は、予約時の完了メッセージやリマインダメッセージを自動配信する為、通数が他の業態より多くなる傾向あり
- 月5000通もあれば、スタートプラン(月2980円)で運用し続ける事も可能
LINE予約(カレンダー予約)機能はメッセージ配信数を多く消費する
LステップはLINE予約機能(カレンダー予約機能)が2021年10月28日にリリースされました。
その後も予約機能は進化し続けて2022年9月にはグーグルカレンダーと連携、2023年7月にはアフターフォロー機能まで実装されました。
カレンダー予約機能は整骨院やサロン業態からニーズも高く、リピーター強化施策にも有効です。
一方で予約時や予約リマインダ、アフターフォローと最低3回のメッセージ配信が必要になります。(予約変更やキャンセルも含めるともっと多くなる)
つまりカレンダー予約機能を使う業態では、必然と1人に対しての配信通数が多くなるため、予約を使う業態ではスタートプラン(1000通内)で継続利用する事は難しくなっていました。
プラン内容が5000通までに引き上げられた事で、カレンダー予約機能やアフターフォロー機能を使う業態でも、スタートプラン内で利用し続ける事が出来る店舗様は多いです。
このように見逃しがちですが、特にカレンダー予約を使う業態にとって、コスパ良く月額2980円のスタートプランで運用し続ける可能性が高くなりました
スタートプラン5000通を超える時には採算合う
月額費用を抑える事も大切ですが、大切なのは売り上げを拡大すること。
そういった意味でも月の配信が5000通を超えるタイミングであれば、月額21,780円の負担は問題ないと思えるようになっているはずです。
月5000通を超える規模になると、手動ではすでに対応できない規模になっているため、拡張ツールなしでは運用は難しいからです。
もし手動で対応していると、スタッフ2人増員して対応するレベルです。
スタッフを雇うとなると、採用も教育、それに時間もかかりますが、拡張ツールは自動的に低コストで24時間365日間働き続けてくれます。その働きで月額2万円以下・・のコスト負担で済むような感覚です。
エルメッセージ(エルメ)有料プランの特徴
エルメは無料期間でスタートできる為、導入の敷居が低いです。有料プランに切り替える必要は月間1000通以上の配信になります。
Lステップで説明したとおり、LINE予約(カレンダー予約機能)をメインで使う業種にとって、月間1000通はそれほど遠くない未来に到達するでしょう。
( エルメの有料プランは1000通〜配信上限が無制限で月額10,780円(年払いで9,780円)になります。
月1000通以内と5000通以上でコスパ良いエルメッセージ
Lステップのプランと比較してわかるのが、エルメは有料切り替えタイミング直後(1001通以上1500通くらいまで)は、 Lステップのスタートプラン(月額2980円)と競合するので割高に感じられます。
一方で月配信5000通を超えてくるとLステップのスタンダードプラン20780円と競合してお安く感じる事も出来ます
エルメの有料プランは配信上限が無制限なので、配信コストを抑える事が出来るからです。
Lステップ拡張ツールの違い比較コスト編・まとめ
エルメッセージは、無料期間が使えるので0−1段階の人には導入しやすいです。
ただし無料プランの上限の1000通は、友だち集めを頑張っていれば早い段階で達する事が多いでしょう。
その場合に有料プランに切替ると月額10780円(年払いで9,780円)になります。
これまでの比較ポイントでイメージする両者ターゲット
- LINE登録から売上げ見込みがあり構築にも費用をかけられる
- LINE予約(カレンダー予約)を使うサロン系は小規模ならLステップ
- 0→1の段階の売上げ見込みがない段階、無料期間で長く試せるエルメッセージ
- 現在は友だち0から開始する人も、無料期間で長く試せるエルメッセージ
- 低単価か低利益率の商品を扱う企業様はエルメ(配信数無制限の恩恵)
Lステップ導入をオススメな人
LINE登録から売上げ見込みがあり、構築にも費用をかけられる人(店・企業)
Lステップは申し込み初月のみ無料で、翌月からは必ず有料プランとなります。一度課金が始まると3ヶ月単位での継続になります。
つまり、ある程度(最低1年は)続けることができるとう見込みや覚悟が必要です(とはいっても、1年間でも2980円×12ヶ月で36000円弱としれてる)
つまり最低でも年4万円+(公式LINE月5500円×12)で合計コスト年10万弱を投資してみようと考える経営者感覚をもたれている方になります。
LINE予約(カレンダー予約)を使うサロン系は小規模ならLステップ
LINE予約機能(カレンダー予約機能)は現時点(2023年10月)でLステップがアフターフォロー機能を実装(2023年7月)して一歩リードしています。
お客様にLINEで予約してもらう必要がある業種にとって、リピート率が大きく向上しますのでLステップをオススメします
エルメッセージ(エルメ)がオススメな人
売上げ見込みがない段階では無料期間で長く試せるエルメッセージ
LINE公式アカウントを導入したけど、まだそこから売り上げがない。投資しても売り上げが経つまで日数がかかる人は無料お試し期間が長くとれるエルメの敷居の低さがオススメ
低単価か低利益率の商品を扱う企業様はエルメ
低単価の商品を扱うとなると、配信数と友だち数が多くなります。その場合は配信数が多くなっても費用が抑えられるエルメをオススメします。
LINE拡張ツールのLステップとエルメッセージ違い①カレンダー予約機能
Lステップとエルメッセージ違い②(決済機能で比較)
Lステップとエルメッセージ比較③(流入経路分析の機能編)
Lステップとエルメッセージ比較④(コスパ費用で比較編)←今ココ
Lステップとエルメッセージ違い⑤(総合まとめ編)